2009年2月6日金曜日

ゴミ処理


おはようございます。
西東京市の可燃ごみ1kgの処分費は52円、不燃ゴミは84円です。
また一世帯(2.2人)あたりの年間では35661円、一人あたりでは16167円でした。
ごごみ処理にはお金がかかる→当然ゴミ処理がタダで出来ることではないのですが、ゴミ袋を買うことによって、自分らも処理費を負担したことになるので、ゴミの量も減り、さらにはゴミ捨て経費が少なくなるのではないかという思いで納得しようとしたのではないかと思います。まずその辺の理解からの出発です。
市報の2/1を見ましたところ、平成19年度のゴミ処理経費が31億759.1万円で前年比9.4%増でした。平成18年度は28億4897.61万円でした。結果は思惑が外れて3.2億円の増加になります。

そこでゴミ問題に詳しい人に聞いてみますと、まだそうなんだと納得していないし、分かりにくいのですが、分かったようなことを、聴いたままお伝えすれば、次のようになります。

分かったことは市民の出した約4億5000万(2億6000万+袋代と販売費)は結果として「資源を無駄にしない社会」づくりの施策にちょうどぴったりの金額だったということですね。市の数字をみてもらうと1トンあたりの処理経費が「不燃ごみ」だと8万3000円ですが、それを「金属」として集めると16万7000円「プラスチック」として集めると10万6000円です。資源化するほど経費は増えるのです。でも資源化しないと仕方ないのです。アルミも鉄もペットも、埋めてしまうわけにはいきません。プラスチックももう燃やしてはいけない。
 では資源として集めたら売れるのかというと、プラスチックは売れません。引き渡すだけです。(法律で行政が集める責任になっている)ペットも紙も黒字になるか、集めても赤字になるかは中国の景気次第です。紙が余ってくると、市がお金をつけて業者に引き取ってもらうわけです。中国景気以前はそうでした。
 もし有料化しないで、戸別収集とプラスチック回収をしたら、税金が2億6000万円使われたということですね。
 そのときは税金がごみをたくさん出した人も、少ししか出さない人の税金も同じに使われていたのが、有料化はその費用をたくさん出すか倹約するか、自分の判断で出来るようになったということでしょうと。

となると、武蔵野市はプラスチックも回収せずに燃やすことになったのは何故か、ゴミ処理経費を減らすことは、プラスチックのゴミを減らせば減るはずは→そう簡単ではなくて、資源ゴミを回収して再利用することがコストがかかりますよ。プラスチックは燃やすのか資源化するのがよいのかまだよく分からない状態です。

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