2009年2月22日日曜日
30歳代はおんなの分かれ道?:
おはようございます。昨日は介護講習でした。保谷苑という包括支援センターも併設されているところでした。
皿も底が斜めになっていて、深い側の淵が垂直に近いので、スプーンに載せやすいとか、お茶も液体だと誤飲があって一部肺に入ってむせることがあるが、
ゼリー状や、くず湯状にすると美味しく、無理なくいただけると思いました。相当に工夫されているのに、感心しました。
結婚帝国、女の分岐かれ道:信田さよ子と上野千鶴子:講談社
30歳代はおんなの分かれ道?:
30歳代では意識の上では、親の価値観・「身持ちを良くせよ」をすりこまれていながら、自分の性行動となると変わってしまっているので、意識と行動では「股裂き状態」となっている。
20代、10代になると、これはなくなる。20代の若い娘たちと、40歳代以上の母親の世代は異文化といっていいほどセクシュアリティについて断絶があるという。
30歳代は前半で女の3分の2、男の2分の1が結婚している。
結婚とセックスの分離の性革命については、30歳代の「かまわない」と「どちらかといえばかまわない」の合計が急増し、80%を超えていて、40歳代の約2倍だそうです。それでも婚前のセックスに寛容な30歳代以下は婚外のセックスには非寛容。
30代の結婚は、現在平均初婚年齢は27歳。30歳になったときの女性のシングル率は
25%位なのですが、首都圏では30歳代半ばをキープしています。
40歳代になると、これが10%以下に落ちます。また30歳代では離婚率が高まっているので、シングルアゲインも増えています。離婚件数が最も高いのは結婚後1年以内、離婚率が結婚後3年でいったん減少しますが、また第二のピークがきます。30歳代の離婚の一つの特徴は子供が低年齢であることが離婚を取りやめることはなくなった。
パラサイトシングル(成人になっても親と同居生活費や家事を親に依存の寄生生活。また親も不況とリストラが深刻化する前に退職金も満額回答で養える余力あり)
ポスト均等法世代になると、初めて結婚する自由としない自由の選択の自由を持った。
周囲が結婚しているばかりなら比較することはなかったが、35歳位になると、就労継続した女と子持ちである女との間、自由な時間と貨幣資源に差がついていることに気づく。働いていれば同窓のあの人は自分の名前で勝負しているということが分かる。それを言われて女房のきつさが分かったと厚生労働省の官僚がいったそうです。
昔は「結婚できなかった かわいそうな人」は今はそういえなくなりました。結婚を選ぶもか仕事を選かどちらも地獄か。
1970年代から全世界的に性革命が進行し、性と結婚の結び付きが崩れて愛も崩れたと。
詳しくは「データーブック NHK日本の性行動・性意識」1999年調査
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