2010年1月16日土曜日
日本人の親切心
おはようございます。毎日の挨拶は「寒いですね」の繰り返し、おでんとかシチューとかの料理メニューが浮かびます。
韓国と日本の風景の講より
韓国からの久しぶりの帰国者は日本の夜が明るいことを感じます。街や商店にしてもたしかにピカピカ、キラキラ磨きたてられた感じで清潔なのですが、なにかに疲れます。清潔さに神経が逆なでされるというか神経質でスキのない感じに疲れるそうです。
また韓国帰りの日本人が、日本で感じる最大の違和感は、日本人の“親切”です。日本を旅行した韓国人の日本への印象は必ず、「日本人は親切」ですという。ほとんどの場合「日本人は「日本人は悪い奴」という先入観をもっていますから逆な印象を持つそうです。
日本で見ず知らずの人間に対する一回きりの接触での親切に韓国人はとくに感心します。
ところが韓国にながくいたことのある日本人は逆に、見ず知らずの人間に示す“親切心”に奇妙な感じを持ちます。日本人の親切は本当の親切さなのか、たとえばレストランでお客が立って帰るときに、従業員や店の主人が一斉に声を」合わせて「ありがとうございました!」といいます。ところが従業員や店主が極端にいえば、客の顔など見ておらず、客にシリをむけて「ありがとうございます」といっているに過ぎないのです。つまり実態は条件反射の職業意識からきた声に聞こえます。
韓国人の発想:黒田勝弘より
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