2010年1月18日月曜日

サッカー3話


おはようございます。サッカーの強い国、英国でもW杯に出場できなかった。たかがサッカーのようですが、そうともいえない人生そのもののような一面もあります。
ワールドカップ予選を巡る64の話:大住良之より
1973年10月、イングランドが初めて[W杯地区予選落ち」を経験した日、あるイングランド人記者はこんな記事を書いた。
●「バスはいつもと同じように走っているし、人々は食事をとり、働きに行く。だが彼らの生活の中で、極めて重要なものがどこかに行ってしまった・・・」
ワールド」カップ予選突破に失敗していないのは、ドイツとブラジルだけである。
また1966年にW杯で優勝し、監督はエリザベス女王から勲章を授与され、サーの称号まで受けたが、73年だけはなく、78年のアルゼンチン大会も、94年のアメリカ大会も(日本のドーハの悲劇の同年)も出場権を獲得できなかった。
●GKは人間の持つ普遍的な業、表面的にはみえずらい意図が浮き彫りになる瞬間が幾度もあった。ミスが許されず、勇気が必要とされ、そしてたった一つしかない特異で繊細まポジション。唯一、手を使えるポジションは、背負わされ最も大きなポジションだからなのではないか。

●「ゴールこそはサッカーの祝祭。シュートを蹴り込む選手は歓喜を生み出す者であり、ゴールキーパーは祭りに水を差す者、喜びを台無しにする役まわりだ。彼はゼッケン1を背負う。真っ先に取り立てる立場か?いや、真っ先に償う立場だ。結局何でもキーパーのせいにする」エドウアルド・ガレアーノ著「スタジアムの神と悪魔」に書いてあるそうです。

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