2009年1月13日火曜日

川越の喫茶店



10年前に比べると、町並みも整備されて人気のでている蔵づくりの町埼玉県の川越市まで足を延ばし「喜多院」ところに行ってきたら、まだ新年の参拝客が大勢いました。

その帰りに喫茶店に立ち寄ろうと辺りを探しあるいたのですが、大通りのアンティーク風な店はどこも混雑して、満席なので丁重断って

いるところでした。しかたなく駅の真じかのところで、かろうじて空席がありそうでしたのですが、その手前の隣の店のガラス窓に「赤飯まんじゅう」

と赤い紙に書いてあり、お茶をどうぞは小さく書いて張り出されています。ここも喫茶店だった訳で、お菓子やさんではないのでした。一人のお客さんもいない店で入店にちょっと躊躇したのですが、ゆっくり出来そうなので敢てこちらを選びました。ところがサービス満点の店でした。応対も丁重でコーヒーを頼みましたところ、もう一杯お代りができますという。又カップも選べますとの説明でした。カップのリストには毎月の人気ベスト10まで書いてあります。私もどれにしようか迷ったのですが、一番シンプルなデンマーク王室でつかっているのを選びました。しばらくし運んで来たのはポットに被いがしてありました。これは2杯目飲むまでに冷めないようにするためという。又赤飯まんじゅうを追加注文しようとしたら、小豆入りのは品切れで、芋餡でよければということなので、川越はサツマイモを餡にした饅頭が有名なので、それでもよしということで頼みました。

それからひっきり無なしにお客さんが、喫茶のためでなく、店先に赤飯まんじゅうを買いにくるのでした。食べてみるとこれは美味しいものでした。程がよく、薄味でした。米粒が一つ一つ

光っています。なかなかに美味しいのに、来店がすくないのは観光客に目立つようにではなく、平日に地元相手に精を出しているからなのでしょうか。きめの細かいサービスにであい、これを独占できたのですが、一面気の毒でもありました。

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