2009年1月26日月曜日

下手な見舞いの手紙


おはようございます。最近身の周りで、ガンの方がおおい。田舎の親せき筋も健康診断を1月前やったばかりなのに、胃ガンと診断されたので年に3回位ガン検診をすべきだということをいっている。
前の嘱託時代4人のOB会のメンバーの一人も、また中学の医師K君もそうだ。もう亡くなったのは高校時代ガン研にいたM君もそうです。
つい2週間前に高校時代の友人T君から、H君が大腸ガンの余命いくばくもないということで、3人で見舞いに行ってきた。医療関係の会社に勤めていたので、彼は自分の実情を詳しく説明してくれたという。自宅までいって昔ばなしをしてきたとのこと。もう自宅に来られるのは疲れるので、見舞いも電話ならば歓迎するというので、ぜひ電話をしてくれという知らせが入った。昨日も弓道で稽古しているところに3人の別のメンバーW君から、電話が入って、「3月までの命だから是非電話をしてくれという。」この電話に応えて「そうタンタンと病状を聞いて、どのように慰め、受け止めたらよいか迷っている。今手紙を書こうと思っているが書き出しがみつからないでいると」答えても「」H君は病状をわきまえていて、普通にはなせばよい」のだからと緩めてくれない。H君とは4年前に40年ぶりにあった。(これは外資系の退職金1億円をもらったので、60前にゆうゆう自適の別荘70坪の建物もある那須に行こうと誘われ、半分は興味本位がきっかけでした。)しかし高校時代にそう親しくしていた訳でもないので、昔悪さをしたとか、どこか旅行にいったとかもない。話の材料も3人でいけばリレー式にできたのと違うし、3人のメンバー以外のガンを患っているT・H君は自分も同病だから話しやすい。それとは違う。手紙は書くことにしている」ということで電話をきった。
弓道の仲間や先のOB会での参考意見も同様で「あたり前のように普段と同じように、話すのは難しい。励ますのも、下手な慰めもできないし、結局何もしてあげられないものだ」ということでした。
しかし結局はW君からの催促で机に向かうことが出来た。4年前にあったことを思い出し、ドンガラ汁(田舎では寒鱈の骨も入れた味噌汁)を食べたときに、もう高校生に戻っていたねのような話題がでてきた。とても電話口ではこちらの下手な慰めも嫌味としてしか伝わらないかもしれないが、手紙だとかなり、こちらの平常心も保てそうでやっと書き上げられた。同封には柳田邦男さんの2冊の文庫本と、島村喜久治さんの院長日記のコピーをいれて今日発送することにしました。

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