2009年1月10日土曜日

酒は勉強より飲むもの?



発酵は大気中にある野生酵母を使って自然におこる。ある種類の鳥や動物は定期的に腐敗した果物を食べ、酔いを楽しんだようにみえる。(鳥が酔っぱらったら飛べないし、動物は酩酊したら捕まってしまうだろうに。それほど強くないのでほろ酔い程度なのでしょうか?猿が飲むという、木から落ちる理由が分かった?)それを横取りした人間は同じ体験をしてワインの作り方を学んだ。穀物を原料とする酒の歴史は違う。野生の草という形をとった穀物の実そのままでは、余りにも堅く、乾燥しており、とげだらけで食べられない。しかし、洪水で水浸しになり、その後日光で干されると、カリットして食べやすくなることがわかった。穀物は水に浸して溶けやすくされねばならなかった。これはビールとウイスキー(ケルト人の語から)を作るために発芽させねばならないのと同じだ。昔アフリカでのシュメール人が飲んだビールは牛乳のような濁った姿で、ウイスキー蒸留所の発酵槽の中味と似ている。ヘビーなビールを飲んで受難節を生き延びるドイツの修道士は「液体のパンと呼び、「ブレッド(パン)」「ブリュー(醸造された)」と同じ語源をもっている。酵母を加えることをいう言葉「ピッチング」は平ったいピザとかピタの表現に関係があるそうです。

「蒸留」の語源は暑い太陽が、引潮の海岸に残す塩を思い起こす。フェニキア人は海水を蒸留することから塩を得た。アルコールと蒸留(ディストレーション)はアラブ語に

語源があるそうです。ムーア人がジブラルタル海峡を渡って、ルネッサンスの初期に蒸留酒とその技術を運んだのだろう。錬金術と中世医学で使用され、蒸留酒をあらわす言葉としてAqua vitageまたは「命の水」ができたのだろうということです。

ウオッカ:ライ麦か小麦、ジャガイモから。ブランデー:果物ならなんでも、ブドウが典型的、オランダでは蒸発させ・焼いたワインの意味。ジン:穀物を蒸留し柑橘類の皮で風味。ラム:サトウキビ、糖蜜。

ウイスキー・エンサイクロペディア:マイケル・ジャクソン著・土屋他訳[かの有名な人とは別人でウイスキーの大家]、小学館より

a.wikipediaの説明、古代オリエント地域では、ビールを日常消費用、ワインを高級品として飲み分けていた。中世ヨーロッパの時代にブドウ栽培とワイン醸造を主導したのは僧院であった。イエス・キリストがワインを指して自分の血と称したことから、ワインはキリスト教の聖餐式において重要な道具となった。ただしこの時代、ワインは儀礼として飲むものとされ、むやみに飲んで酩酊することは罪とされていた。ルネサンスの時代以降、娯楽としての飲酒が発展する。17世紀後半、醸造や保存の技術、また瓶の製造技術が向上し、ワインの生産と流通が飛躍的に拡大した。

酒の起源:http://akira-chin.com/search2.php?res_id=447も簡単で面

0 件のコメント: