2008年9月18日木曜日

江戸城散策


昨日は皇居の中に東御苑があって、ここを散策してきました。本来は大型のスクリーンでお見せしたいところです。地下鉄の大手町駅でC10の出口からになります。ここの出口から大手門は桔梗濠と大手濠に挟まれたところでそこを渡って入場します。この入口で入場札をもらい、すぐに三の丸尚蔵館には美術品の展示がありました。横山大観の富士山の絵もあります。展示数は20位ですが、素晴らしいものばかりでした。この横には大手休憩所には苑内の地図が用意されていました。これをマップとして利用してもよいですし、ところどこに案内標識が用意されているので、迷うことはありません。ここは全体が大きな濠に囲まれていて、ビジネス街の喧噪から隔絶されているのでとても閑静なところです。緑の多いところでお城の石垣の一つ一つの大きさ・高さ・重厚さにも味わいがあります。昨日は生憎の雨でしたが、ところどころにベンチが置いてあり、ゆったりとした空間のなかで、緑の風を吸いこんだら気持ちよいこと請け合いです。出口は又戻ってもよいですが、東西線の次の駅竹橋駅に向かって歩きました。忠臣蔵で有名な松の廊下や今のNHKの大河ドラマ[篤姫]の舞台はこの辺かなと想像しながら歩きました。本丸付近は芝生でおおわれ、ゴルフコースが3つは入るくらいの広さでしたし、天守閣本丸は一段と高くなっていますので見晴らしは抜群で、遠方には高層ビルが見え、この江戸城の昔から現代を眺めているので不思議な気がします。平川門をでれば毎日新聞や近代美術館が眼の前で竹橋駅も間近かですし、近代美術館か毎日新聞の地下にはレストランもあり休憩場所には事欠きません。ここにいったのは千代田区の四番町図書館のところに江戸城の数ある門の古い写真があり、幕末の衰えた姿が見えましたが、実際はどのようなものかをこの目で見たかったのでした。今現在は修復されていますので、その名残はありませんでした。しかしこの江戸城の規模はどこの城よりも規模において圧倒される広がりでした。又どこも雄大な景色で、手入れが隅ずみまで行き届いていました。

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