2008年9月23日火曜日

美空ひばりと塩屋岬




塩屋崎灯台は本来陸のはずれの岬ですから、何もない白波が寄せるだけの太平洋が望めるところでした。星野哲郎氏が作詞した「みだれ髪」作曲は船村徹、想像するに作詞の詩人の思う抒情が辺りになにはなくとも、浮かんでくるのですね。何もないから詩作が邪魔されないでよいのかもしれません。この浜辺に遺影碑があり、1.5m圏内に入るとこのみだれ髪の歌が歌い出すのでした。しかしひっきりなしに訪れる人多く夜にならないと止まらないのではないかと思いました。ひばり亡き後も続くエピソードは下記の通りです

福島県いわき市塩屋埼 美空ひばり遺影碑、コモンズ画像

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福島県いわき市塩屋埼 美空ひばり遺影碑、コモンズ画像

  • 1988福島県いわき市塩屋崎を舞台に作詞されたのが縁で、「みだれ髪」の(結果的にこれが最後のレコーディング曲となった)歌碑が建立された。ひばりの死後ここを訪れるファンが増え続け、1990に新たなひばり遺影碑が立てられ、周辺の道路420m区間もいわき市が整備を行い「ひばり街道」として1998に完成した。さらに2002には幼少期のひばり主演映画「悲しき口笛」のひばりをモデルにした銅像も建立になった。現在は毎年約30万人のファン・観光客が、ひばりを偲んで訪れる。
  • 1993京都市嵐山に「美空ひばり館」が開館、愛用品のコレクションなどが展示され、ファンや観光客が訪れていた。しかし来館者数の減少により、20061130に惜しまれつつ一旦閉館となったが、運営主体を「ひばりプロダクションに変更し、2008426日に京都嵐山美空ひばり座と改名のうえリニューアルオープンした。
  • 2005公開の映画『オペレッタ狸御殿』(鈴木清順監督)では、デジタル技術でスクリーンに甦りオダギリジョーチャン・ツィイーと共演した。
死後10数年を経た現在も尚、日本を代表する伝説的ボーカリストとして多くのアーティストやタレントに影響を及ぼし、企画盤や未発表曲が定期的に発表、ビデオ上映コンサートも開催されるなど、永遠の歌姫として根強い人気を獲得している。レコードの累計売上は8000万枚に達する[1]

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