2008年9月17日水曜日

言わなきゃだめ


西武新宿線の上石神井駅の8時台の列車は平日が23本、休日は12本でした、3分置きが5分置きなので随分本数が少なく感じましたが、目的地の市ヶ谷まで5分も違いませんでした。15日の祭日の新宿駅はカメラをもった子供らやトレン愛好家が朝早くからホームに入ってくる車両の撮影に熱心でした。

米国では「何でもやってほしいことがあれば、はっきり言って下さいね、でないとこちらには通じませんよ」ということが原則になっている。幼児のころから訓練されている。

友人が子供を保育園に預けた。毎日おやつがでる。先生はおやつの時間になると、“Do youwant some juice today?”英語が分からない友人の子供の前に来ても,他の子供同様に同じ質問をしたが、久美子ちゃんは答えられなかった。すると黙って次の子のところに行ってしまった。Pleaseと答えた子だけがもらえた。

一回りすると「では皆でおやつを頂きましょう」と言ったきり、久美子ちゃんや遊んでいた何人かの子供は、その日ジュースをもらえなかった。次の日は“How many cookies do you want?”又なんだろうと考えている間に次ぎにいってしまった。他の子は“One”“Three”とかいっている。その日もおやつをもらい損ねた。

言わなきゃ駄目の効果で久美子ちゃんは英語があっという間に上達したそうです。

「ほんのちょっとした違いなんですが」日常生活の中の日米文化比較:池田和子:タイムス

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