2008年9月3日水曜日

四万十川のアカメ




昨日は埼玉県の入間川の岸辺を散歩したらもう彼岸花が小ぶりでしたが咲いていました。

先週は四国は四万十川で遊覧船に乗りました。乗る時にこれは舟下りではありませんと言われました。聞いてもどのような意味なのかよくわかりませんでした。この川は普段はとても穏やか流れです。(降雨量が多いときは、支流が40もあるのですぐに激流になるそうです。)今年は四国は降雨量がすくなく、プールで泳げないように給水規制がされているそうです。

船頭さん兼ガイドさんは40位の男性の話芸はゆったりとした四国の口調で、四万十川の流れのようで、気持ちよく聞こえました。これだと船に乗らなくとも岸辺にたってのガイドでもよいのでした。しかしゆったりした流れにのってゆったりとした話しぶりは心地よいものでした。ショウといえば投網(手元が荒い網目でさっと絞れる)は投げる美しさでした。柴漁は、川底に柴を沈め、そっと引き揚げると魚も取れる・これは天然の鰻で腹が黄色でした。

船にのった地点は海から4km、岸にそって弘法大師が行脚した狭い道が1km残っていて、その途中に常夜灯の御堂があって、お遍路さんはここに泊まれます。近所の農家の人が果物を届けておくので、まず食べる心配がないそうです。ここから先の札所は2日間もかかるそうです。
汽水域(重い海水と軽い淡水混じり合わないで、両水域に別々に魚が泳いでいる)は河口から10kmの範囲もあるそうです。
釣りに関心ある人ならきっと知っていることでしょう。淡水域にいる魚本当に魚の赤目でした。
フラッシュで写真をとったときに目が赤く見えるように、まさに赤い目でした。 (この写真は観光写真からの引用でこのような魚は写真でしか見られないそうです)
アカメのルアーフィッシングが盛んになったのは1984年、土佐レッドアイの大坪さんが雑誌に紹介して、ルアーでのアカメが全国的にセンセーションを巻き起こしてからでしょう。’70年代後半から高知県東部ではすでにやられていたのですが、ルアーの対象魚として全国的に認知されたのはそれからです。’86年頃より日本各地からアカメを求めてたくさんのアングラーが訪れるようになりました。そして「釣りキチ三平」で有名になっていた四万十川のアカメを求めてのルアーフィッシングが盛んになっていきます。現在、日本記録として知られているのは1994年8月10日、中村市伊沢で中村信夫さんがルアーで釣った、137センチ(拓寸138.2センチ)です。30キログラムを超す大型魚の記録はたくさんありますが、記録として残されているもので、わたしが知っているのはアカメ釣りの名人として有名な片山勝啓さんが舟から釣った40キログラムが最大です。1957年(昭和32年)に釣られたものでこの年には他に30キロ、25キロというアカメも釣られています。


 四国の太平洋はホエイルウオッチングは80%の確率で見られるそうです。

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