2009年5月3日日曜日

感動する数字


数字には不思議な魅力があるのですね。完全数とか友愛数とか、おもわずこれ本当ですかと思いました。
プロのピッチャーは「球が走ったという。自分がうまく投げたとはいわない。球が切れるとか、主語が球なんですね。素人は自分の能力をそのまま投げている。
野球の江夏豊の阪神時代の背番号は完全数の28だった。
完全数:完全数(かんぜんすう)とは、その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数のことである。例えば 6 (=1+2+3)、28 (=1+2+4+7+14) が完全数である。ピュタゴラス学派は、最初の完全数が 6 なのは「神が6日間で世界を創造した」こと(天地創造)、次の完全数が 28 なのは「月の公転周期が約28日である」ことと関連があると考えていたとされる
普通の人が花が美しいとか、星が綺麗だということで感動するように、数学者は数の美しさに感動するという。
数学者は美的センスを必要とし、数学は科学の気高い女王といわれる。数学者の頭の良さはもう人間のレベルをこえている。
だから良すぎて常識がなくなる。普通の大人の世界から言うと違う世界にいるので、そういう点で大人の社会的判断からフリーな子供
とピタッとくるのだそうです。
男性と女性、大人と子供、それに障害のある者とないものとか、みんな友情が成立するんですね。年齢が離れていても、知識の量が違っていても。
友愛数(ゆうあいすう)とは、異なる2つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数をいう。親和数とも呼ばれる。
一番小さな友愛数の組は(220, 284)である。
220の自分自身を除いた約数は、1,2,4,5,10,11,20,22,44,55,110で、和は284となる。一方、284の自分自身を除いた約数は、1,2,4,71,142で、和は220である。
現在まで知られる友愛数の組は、すべて偶数同士または奇数同士の組である。

あなたも死ぬ、わたしも死ぬということを日々共有していれば、お互いが尊重しあえる。相手のマイナス面も含めて受け入れられる。
それをまあ大体忘れているんですね。
小川洋子・河合隼雄の対談:「生きるとは自分の物語をつくること」
「博士の愛した数式」小川洋子、「大人の友情」河合隼雄をもとに
した対談

0 件のコメント: