2009年5月2日土曜日

かかりつけ薬局②


おはようございます。あらためて取材してみますと、薬の利用の仕方が知らないことを痛感しました。
★★他にも同じ薬なのに、請求薬価が違うこと等がありますのは次の事例です。
★患者が自主的に同意すれば、自宅での訪問指導が受けられます。当然指導料がかかります。
★飲みやすくするために・粉にしてほしいとかの要望も、朝昼晩の薬の仕分け等費用、介護する人や、手足が不自由な人には便利。
★薬の効能について、毎回同様な説明であっても法定の指導料が請求されています。
★病院の横の薬局と離れている薬局の値段がことなる。田舎の場合を考えてみると理解しやすいのですが、病院の横の薬局はその病院の必要な薬品の品揃えや回転がよいので経済効率がよい。一方病院の傍でない薬局であっても同様な位の在庫を取り揃えて置くことが要請されている。そうなると回転が悪い薬品もある訳で在庫の期間が長くなるので請求薬価が多少高くすることが認められているのだそうです。
★★症状が改善されて服薬を中止したくなった場合、折角の効果があったのに、症状が戻ることはさけねばなりませんので、当たり前のことですが、必ず医師や薬剤師さんに相談してくださいと。
★★処方箋による薬は有効時期が明示されていませんので、どの位経過したものかわかりません。薬の袋ごとに保管して新・古の区別をしておきましょう。おおよそ有効が2年位とだそうです。
★ジェネリック薬品:20年の特許期間が経過し、後発の薬が三・四割安く提供されてということで、関心が高いのですが、特許がきれると欧米の場合すぐに約80%にジェネリックに変わるそうです。とはいうものの、2002年のデーターでは、実際に使われている数量ベースでは欧米50%、日本では16.9%なのだそうです。さらに分かりにくいのは日本の場合の特許期間が過ぎた薬品はジェネリックとされているのは、主成分だけにジェネリックの材料を利用しているのに対し、欧米では内容がすべてコピーされたものとの相違があります。そうなると、効き目の判断基準の吸収率が相当に異なることもあるそうですので、薬剤師や医師に聞いてみてくださいとのこと。
★薬の2面性:ガンの薬等でよくきくことですが、副作用があるといわれています。薬は、副作用が皆無ということではなくて、症状に有効の部分が大きいから利用するのだということを忘れないで下さいということだそうです。

1 件のコメント:

九子 さんのコメント...

イエローポストさん、かかりつけ薬局の解説を判りやすく書いて頂き有り難うございました。ダメ薬剤師の九子には耳の痛い話もありましたが・・。(^^;;

そうなんです。門前薬局と私達が呼ぶ大病院のすぐ目の前に建ってる薬局へ行って調剤してもらえば一番安いし薬もすぐ揃って便利なんですよね。

本当の事を言うと、厚生省はそういう薬局に稼がせないために門前薬局の処方箋基本料をわざと安く設定したのです。
ところがその結果、患者さんにしてみたら門前で処方してもらった方が安くて都合が良いという事になった。
つまり厚生省の思惑が裏目に出た形です。

はい。あなたのご近所の正しいかかりつけ薬局で、正しい薬剤師さんに調剤してもらってください。( ^-^)