2008年8月1日金曜日

後引きで気になっている。


昨日のNHKの番組にっぽん夏紀行「青い海に飛びこめ~高知・柏島~」が見終わってもまだ気になっている。
サンゴ群落に囲まれた高知県柏島。港にかかる橋が島の子どもの夏の遊び場だ。6メートル下の海に飛び込めるようになると、子どもたちは一人前と認められる。「今年こそ飛びたい」と願う小学5年生の拓也君。父のような漁師になりたいが、父は“橋ジャンプ”ができない拓也君をなかなか船に乗せてくれない。同級生が次々と飛べるようになるなか、拓也君は父との約束を果たせるか? 青い海を舞台に、少年のひと夏の成長をみつめるという前置きでした。
私も神奈川県の大磯ロングビーチというところでアルバイトをしたことがありました。50mのプールや10mの飛び込み台がありました。そこは泊まり込みでしたが、毎朝早く起きる人がいました。プールに飛び込む時に小さなポケットから小銭が落ちる。それが澄んだ水から見える。一日の日当に匹敵するくらいの収穫になっていた。これが皆に分かると早く起きるものが増えて、実入りは少なくなったようでした。そこの10mの飛び込み台に中間に5mの部分もありましたが、小生はその高さから見下ろすが、試行しませんでした。結構勇気が必要でした。ということで高さの恐怖はわかっていました。

拓也君は小さい時おぼれたことがあった。そのときの恐怖感があって一人だけ、シュノーケルをつけて30m沖のたまり場へと泳いでいた。
 泳ぎが10m→努力して検定してもらったら100mまでになった。当然シュノーケルは外すことができた。これだけでも大したものだ。
 同じく悩んでいたもう一人の友人は1年下の4年生の女子が眼の前で先行飛び込みを決行したのにつられて出来た。拓也君はだんだん追い込まれてゆく。
 とにかく周りの応援団は勇気を後押ししている。からかうものはいない。成功者はいう「一度の勇気」のあとは恐怖感が失せると。
 2m下の4mの橋げた部分まで下がる縄をつたわって恐怖感を和らげ、仲間が先導の飛び込みもやってあげたり、父も手をつないでやったが、握る手を離して一人残る。
やっとそっとではあるが肩を押されて成功。
いよいよ本番で橋の欄干の外まで出た。あと一息です。がんばれという声援があったがどうしても逡巡してできず、見守る方は気持ちはしたいが、肩押しはせず辛抱。

帰宅後の日記には6mの成功まではいたらないが、4mまでは行くことができた。何とか夏休み中に成功したいとの気持ちを記した。
この拓也君が夏休み中に是非成功して欲しいことがどうなったかが気になっている。

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