2008年8月15日金曜日

テレビ観戦


2000ピクセル以上のフリー写真素材集より
オリンピックを見るには3台位のテレビが欲しい。チャンネルをカチャカチャまわしてしまいます。
今日の個人総合の体操をみて:
富田の吊り環からの落下して豆腐が潰れたような感じ、それが影響してか内村のあん馬の2回もの落下は力が抜けたというような姿だった。これでは応援するというよりも、本人の落胆ぶりが相当なものに見えチャンネルを変えた。ドイツの選手にも影響を確実に与えたようだった。
これは全く違っていて本人等はあとの競技に鋭意専念すればよいという割り切り方をしていたのだと思う。応援する側のいい加減さである。いいいところ取りだけの共感を期待しているだけでした。恥ずかしい限りである。
何かの拍子に体操の画面にもどると、相当に善戦している様子。一度失敗すると、挽回を断念してしまう。しかしこの2人はそうはならなかった、野球は9回の2アウトから始まるごとく、まさにそういう展開にしつつあった。彼らの表情は必死な形相でもなかったし、たんたんとしていつもの練習の成果を再現する演技だった、
これだからこのスポーツの醍醐味である。チャンネルを戻さなかったらこのドラマを見逃すところだった。

競技の経過は下記の通り
体操男子個人総合決勝が14日、国家体育館で行われ、内村航平(日体大)が91・975点で2位となり、銀メダルを獲得した。内村は2種目を終えた時点で22位と大きく後退したが、中盤以降に本来の動きを取り戻した。冨田洋之(セントラルスポーツ)は4種目を終えて17位だったが結局は91・750点で4位だった。優勝は、個人総合の世界選手権王者の楊威(中国)で、94・575点だった。これはメダル以上の価値のある熱意溢れる闘志であった。
 今大会の体操でのメダル獲得は、男子団体の銀メダルに次いで2個目。男子個人総合での日本のメダル獲得は、1984年ロサンゼルス大会の具志堅幸司(現男子監督)以来。
 19歳の内村は1種目目の床で無難な滑り出しを見せたが、2回落下した2種目目のあん馬で13点台にとどまって22位となり、厳しい展開となった。だが、4種目目の跳馬で16・300点、5種目目の平行棒で15・975点の高得点を連続して出し、5種目目を終えた時点で4位まで浮上した。最終種目の鉄棒では、コールマンなどの大技を確実に決め、メダルをたぐり寄せた。
 冨田も3種目目の吊り輪の着地で大きくバランスを崩して転倒したが、5種目目の平行棒で16・000点を出して追い上げ、最終演技の鉄棒でも着地をしっかり決めた。
 決勝は6種目の合計点で争われた。出場者は1つの国・地域で2人までと決まっている。エース・冨田は予選で日本の3番手となる6位だったが、実績などを考慮し、5位の坂本功貴(順天堂大)に代わって出場することになった。内村は予選4位だった。

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