2007年10月6日土曜日

やきものの効用と歴史


みなさんはやきものはお好きですか。日本人は茶器にみられるように歪んだ方が好きなんだそうです。博物館でも中国の陶磁器になると、入場者が減り、日本の焼き物になると増えるという現象があるそうです。
生活に大事なものは次のようなものです。壷(大事なもの、蜜、お金、茶つぼ)・甕(みずがめ、酒つくり、味噌、醤油、藍染)・すり鉢
平安時代の末期から大量につくられた。甕により水汲みの頻度が減った。すり鉢は料理の誕生(つみれなど、備前のすり鉢は筋が減らないのでブランド品であった。当然偽物ができたが筋が磨耗した。)を促した。桃山時代になると茶の湯ブームが到来し、素朴・重厚が財をあかして珍奇や希少価値をめでようとした。 時代は現代になって水道の普及で甕の需要が減ったし、ビニール管ができて土管もところを譲った。こんどは自分でも陶芸をする。旅行先でも陶芸をやれますとか、リゾートマンションでも陶芸の部屋まで用意されています。
季節ですので、オギとススキの違いがわかりました。

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