2007年10月7日日曜日

人間はどういう動物か?




写真はhttp://sozai-free.com/ より

人間はどういう動物か
京都大学名誉教授 日高敏隆氏公演
動物行動学:(生物学の一部〕

<疑問に思いませんか>


象の鼻:何故長く、くるくる巻くことができる。鼻で池の水も吸い上げ、それうぃシャワーのように使える。重い材木も運べる。何故このようになる必要があったのか?
キリンの首:これだけ長くする必要はなぜ。脳まで血液を運ぶには強力な心臓が必要(血圧を高くしている。そうすると、足には血がうっ血するはずであるがそうはなっていない。
熊にはふさふさした毛があり、これを獣という又哺乳類である。

人   間:まず立っている(レッサーパンダはたまたま)。他にこのような動物がいるか?
     他の動物なら横ばい歩行で頭と脊髄は水平で目も前方を見るようになっているのに、人間は垂直、目は脊髄の直角 

     方向を見る。 獣で哺乳類であるのに、一見毛がない、(もだたないで、薄い短い毛の本数はゴリラ、チンパンジーより  

     多いそうです)。このような毛が無い哺乳類は、クジラかイルカであるが、それならば水棲であるが、古い年代でもその 

     ような形跡がない。
     強力な牙や爪がない。・つまり武器がない。脚も早くない。石位は投げることが出来た。
    猿は頭髪が長くはならないが、人間は長い髪になる。毛髪は頭と大事なところだけ2ケ所だけあるのは何故。
    動物ならば、メスのお尻の後を追うが、人間は乳房を追う、動物の雄(例:牛)は乳房には興味を示さない。人間の丸い 

    乳房は子供は吸いにくい、動物は細長く吸い付きやすい。
    人間は立っているのでお尻を見せられない。そこで乳房はお尻の擬態であるという考えも成り立つ。
   

人間は元来、森のなかに住んでいたようだ。この中にいれば果物に手を手軽に伸ばせばよいのに、草原に出た→太陽の光を浴びる暑さ、植物もトゲがあるものがほとんど、そうなると 動物を集団で捕獲する(一人の人間ではライオンにやられてしまう)のでどうも人間は集団を好む(講堂には300人の聴講生がいたが、チンパンジーやゴリラはこのように長時間ジットしていることはできない。)

動物は食料が不足すると争う。じっと我慢することはなく、争わない動物はいない。動物はわが子でも殺すことがあり、一対一の争いはあっても、人間のように国と国の命を懸けた闘争・戦争はない。

動物との関係:犬が主人になつき、散歩の催促は、動物は安心であることを第一とする。しかし主人が大声や棒をもって追いかけたら、犬でも恐怖を感じるだろう。虐待された犬はしばらく怯えがぬぐいきれない。
   


英国のギルバート・ライブという人の話:大森林があってその中に土着の人がのどかに暮らしていた。そこに蒸気機関車が乗り入れたとする。なんだろうと不安になるのが人間です。その機関車の中には馬が入っていたと推測する。
 しかし中には馬の姿はない。酋長は祈祷師の長老を呼んで、何か究明せよといった。その長老は姿の見えない幽霊だとのご託宣。皆はあっそうかということで納得した。このような納得・イマジネーションは人間の特有現象である。人間には想像力があるというけれど、これは想像力があったからではなく、ただの屁理屈であったという見方もできる。
   人間はそれぞれ考え方が違う。人間らしく生きる・これが動物の世界では、猫を例にとれば猫らしく生きると考える猫はいないが、人間にはいる。こうなってくると、理屈で説明できないことが出てくると、神とか宗教の世界になってくるが、人間はここで、ややっこしくなる。このようにどうしてというものの、そこが人間なのだそうです。

ダーウインの進化論も目標や目的があって動植物が発展したか?偶然の産物だという見方もあり、眼球の仕組みをみただけでも、このような精巧な機能は偶然でできたということにも、ならない。

蝉:7年は地面の下にいて、地上に出てきて2週間で死ぬ。何故地上に長年いないのか?
木の根に寄生して栄養分を吸収するにしても、まだ地下なので、水分が多く滋養分が薄いので成長に寄与するには7年の時間を必要とする。何故この地下にいるかは、他の生物との競合がないので、ここを選んでいるのではないか。
   又蝉によっては地下に13年・17年というのもあるが、これは13も17も素数といって自分の数字でしか割り切れない。例えば12だと、2、3,4,6,12と5個も割り切れる数があると、盛り上がりのある年をあわせてくる生物が現われる頻度がたかくなる。「草せみ」といってこれは草の根は浅いので栄養分の濃い部分を吸収することができるので、地下には1年と大変短い年数のものもいますということでした。

0 件のコメント: