2008年2月16日土曜日

極道が宣教師になった。


ヤクザの世界というのは、世の中で生きることのできない奴がくるところだ。
そのヤクザの世界でさえ追い出された人間たちがバラバ※の連中だ。そんな本来使い道がない、死ぬしかないんだ。それがなんで、あんなに頑張っていられると思う。あいつらの姿をみたら、これはやっぱり神がいることを認めざるを得ないだろう。
※バラバは聖書にでてくる極悪人のこと。

「悪たれ極道いのちやりなおし」という書籍・中島哲夫著より(兄も現役の幹部で元住吉会幹部・現宣教師、父は消防士。虞犯少年といって悪で悪で手がつけられない鑑別所か少年院におくられるべき少年であった。勉強もできなかったがスポーツ万能だったのでケンカだけは誰にも負けなかった。高倉健や鶴田浩二のヤクザ映画にあこがれていた)

1950年北海道に生まれる。中学卒業後、極道に憧れ上京、19歳のときに住吉会に。バブル全盛期、政財界と裏で関係しながら経済ヤクザとして数十億の利益を手にする。1985年、住吉会の相談役に抜擢され、さらに「中島組」を結成。極道稼業と酒、金、女、覚せい剤の日々を送る。1988年クリスチャの韓国女性と結婚を機に教会に通いはじめる。1990年に覚せい剤による妄想殺人未遂事件で住吉会を破門。すさまじい“悔い改め”に体験、100円にも困る極貧生活、昔の極道仲間にいのちを狙われ、その後始めた学校経営の破たんなど、数々の試練、困難を乗り越えながら生きなおす。1995年、ヤクザからクリスチャンに転身した7人の仲間とともに、伝道集団「バラバ」を設立。バラバの8人の共著「刺青クリスチャン」をエグゼブテブ・プリデューサーとして映画化「題名:親分はイエス様・渡瀬恒彦、渡辺裕之・奥田瑛二・ガッツ石松等雄出演」現在はナオス国際キリスト教会宣教師、NAOS外語学院理事長。NAOS国際宣教師神学校理事長、日本映画投資機構代表取締役として活躍中。

0 件のコメント: