2007年11月22日木曜日

ケアと触れ合い

写真はメル友yamazakiさんから

おはようございます。コケを玉にしたものを作ったものが、今までは黒ずんでいましたが、本来の緑を取り戻してきています。

介護講座にいったら、同じ机のに学生と市民が並んでください。これは世代の違うもの同士が3分位交代で自己紹介もします。

ケアで大事なことは、自分が一番やってもらいたいことを相手にしらせることです。これはなんとなくしか考えていないことがわかりました。
まず書き出してみると、結構曖昧でした。書くことによってもっと自分でも鮮明にすることが大事だと思いました。こういうふうにいわれなかったら、オボロゲナガラしか自分のことが分かっていないことが
分ったことと、これを隣の人に説明する・相手はヒタスラじっと聞くという作業でした。

●ちょっと歩行がおぼつかなくなった人:あと堤のところの桜の木のしたで、存分に花に触ってみたい。→それでは今からそれができるようにリハビリをしましょう。
こうすると、目標ができるので頑張り方が違ってきます。
叔母が最近介護施設に入所しました。お隣の82歳のオバアチャンでしたが、介護4が訓練によって介護1になったそうです。

又弓の仲間で月に1週間は博多にいって母上の介護の応援にゆくそうですが、脳梗塞の治療が終わったら、別のリハビリ専門に移るべきだととのこと、これは
専門のリハビリにゆくと、厳しいが3倍もはやくよくなるそうです。

柳田:最近おもしろい話を聞きました。指圧マッサージの得意な女性が中学校をたづねていって、生徒同士で肩もみをやらせる。丁寧にツボとかのもみ方を教えてね。すると、もまれている側は当然
だんだん気持ちがよくなってきますが、上手にやっていると指圧をしている側も心地よくなってくるというんです。マッサージの先生が「指圧していて気持ちよくなった人」と聞くと
半分以上が手をあげるそうですよ。
河合:はいわかります。
柳田:触れ合うことでやさしさや思いやりを共有するコミュニケーションは、医療の現場にゆくともっと大事なんです。悩んで苦しんでいるお年寄りを看護師だんがさすってあげる。あるいは手を
握ってあげる。そのことが信頼と癒しにつながっているんですね。いりいろなデーターや処置ばかり教えられるが、こういうヒューマンな原点を忘れがちなんです。


河合隼雄と柳田邦男の心の深みへ:講談社より

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