先行きの食料事情を知るには国際情勢など広い視野が必要だということでした。
7/28の講義:日本獣医生命科学大学(武蔵野市) 食品科学科 教授 佐々木輝雄
~食料価格の高騰と対策を考える~
1970年代の悪性インフレの再来か
★石油供給①産出国は増産の決定をしない。
OPEC ②埋蔵量があと30年分だということで、「長く儲けよう」とする
③代替えエネルギーの新技術開発やカナダのサンドオイルの開発コストをにらみながら放出
~食料価格の高騰と対策を考える~
1970年代の悪性インフレの再来か
★石油供給①産出国は増産の決定をしない。
OPEC ②埋蔵量があと30年分だということで、「長く儲けよう」とする
③代替えエネルギーの新技術開発やカナダのサンドオイルの開発コストをにらみながら放出
量を考えている。
④世界の石油需要量は増加傾向にしかしOPECは余剰能力は低水準に
⑤石油高で日本のお金25兆円ものカネ流出
★運輸の工夫:①夜間の鉄道輸送へ:佐川急便は「東京―大阪」を東海道新幹線で
トヨタは仙台から名古屋まで「東北新幹線→武蔵野線→東海道線」で
②ヤマト運輸は都心でリヤカー引き電動自転車で
③日本航空は着陸をグライダー方式で(成田―サンフランシスコ)、1.2億円節約
⑤石油高で日本のお金25兆円ものカネ流出
★運輸の工夫:①夜間の鉄道輸送へ:佐川急便は「東京―大阪」を東海道新幹線で
トヨタは仙台から名古屋まで「東北新幹線→武蔵野線→東海道線」で
②ヤマト運輸は都心でリヤカー引き電動自転車で
③日本航空は着陸をグライダー方式で(成田―サンフランシスコ)、1.2億円節約
★給食:山口県美祢市の民間経営の刑務所で昼食370円も、学校給食は中国産ギョウザ事件以来国産化に拍車、コストアップにより二学期から値上げを検討中
★農地:日本の農地は490万ha⇔輸入食料の栽培面積1200万ha
★卵:輸入飼料を換算したら自給率9%
★魚:海外からの輸送距離で最長は2200kmのノルウエーから等。(地球1周で3900km)
★食品廃棄物:1人1日365日間、1食分を廃棄している。1日供給2548kcalに対して1891kcal。
★気候:世界の洪水25年で4倍に
★人口増:2050年までに日本の人口22個分増加し、92億人になる。
★時給:日本の時給800円で充分ご飯が食べられる。幼児のころは家族総出でようやく食べた。多くの開発途上国は食べるために1日中働く。
●東京の農業:農地は8340haで総面積の3.8%(普通畑6080ha73%、果樹園1830ha22%、水田等325ha4%)食料自給率は1%、いざというときに農業県と仲良くしておく必要あり。多摩地区の武蔵野市では農家82戸あり、学校給食の20%を供給している由。
★運賃など:漁船燃料5年で3倍に、軽油価格5年間で2倍、約4割の運賃値上げのみ、
★運賃など:漁船燃料5年で3倍に、軽油価格5年間で2倍、約4割の運賃値上げのみ、
旅行に変化:海外旅行とりやめ、鉄道旅行の「安・近・短」新幹線本数が7月~9月に1日322本の最高に。燃料特別付加運賃(サーチャージ)が高額で 「総額表示」の指導が
★★戦略的取り組み:米の消費拡大、飼料自給率の向上、油脂類の抑制、食育(バランスガイド)自給率向上関心や節約の広報 が必要。 大手スーパーでも低価格競争や小売価格はスーパーが主導、コスト増をメーカーや卸、運輸に負担させてきたが、限界 にきている。
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