2008年7月24日木曜日

府中の郷土の森博物館

写真は飛行機を隠していたえんたい壕
おはようございます。自宅から一分の農家の畑は整然と耕作されています。そういうところの農産物はやはり味が違います。田舎の祖母が茄子やキュウリやささげをホウレンソウを栽培していて、毎日水やりを手伝いました。そのころは当たり前と思っていた味でしたが、精魂込めたものは味が違うのですね。
千葉県の一宮(その頃の軍人関係の別荘地だったそうです)で芥川龍之介がとまった宿もおいしいトマトでした。

府中の郷土の森博物館:府中市は多摩地区でも経済的に恵まれている感じがします。
博物館にしても公園にしても充実しています。

掘!府中の遺跡 発掘された戦争の記憶&調査速報
展示の中心は三鷹・調布・府中にまたがっていた調布飛行場と日本製鋼所[軍需工場]※1でした。府中競馬場ももとは陸軍の演習場でした。調布飛行場は米軍より集中して砲火を浴びた。
展示品は金属は兵器に回すためか、湯たんぽが陶器だったり、湯呑にも兵隊の絵がかいてあったり、米軍が落とした銃弾や爆弾の数はすごいもので、日本のは日清戦争や日露戦争ころの銃や高射砲の基礎、飛行機を隠したえんたい壕などで、庶民がどれほど苦労したかはほとんど展示がありません。もう戦争の傷跡はかんじられませんでした。
えんたい壕もコンクリートが粗悪でしたとかの説明でした。日本の国力が貧弱になっていたのは誰しも分かっていることですから、平和を希求する側からみれば何かピントがずれています。

※1:
http://www.jsw.co.jp/guide/index.html

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