2008年6月9日月曜日

野球記者


東京経済大でのマスコミ講座
報知新聞編集委員:洞山和哉(ホラヤマカズヤ) さんの話:
スポーツ記者の勤務は野球の場合球場の練習風景の取材で12時開始、帰宅は12時である。
記事は頭でなく足で書け(現場に行け):食事は朝・昼・夕・飲む・ラーメンと4食は付き合い上手で体力勝負だし、食べることが好きな人は記者に向いている。

 酒を飲むと口が軽くなりネタが取材しやすくなる。目の前でメモをとると、警戒されるので、時々トイレに入って面白いネタはコースターにメモを書く。
それでも、こういう風に書きますよと了解はとる。
長嶋宅の前で深夜遅く取材のために待っていると、近所の人が怪しんで通報するのでパトカーが回ってくると、尋問にあうが名刺で身分を証明するし、他社の記者も競争で待つことになるが、業と他社の記者に油断させる意味で「先に帰る」と言い残し、しばらくして単独取材しようと思うが、戻ってみると未だいたりして、他社も同じ行動パターンをとることもある。

長嶋監督は高くて/きれいな立派な店を好む。王監督は縄のれんでも、屋台でもおいしいところを好む。
球場での取材なら他社との違いが出せないので、野球選手と球場外で付き合う必要がある。
ともに飲食をともにするが、 選手のほうが収入多いのでどうしても3・4回のうち1回は記者も費用をだすが、安くておいしいところの情報をよく知っている必要があり、そういうところを選手も面白がる。
給料が少ないので選手や監督に演技でボヤク、そうすると我が家にこいということで金がないはずなのに、タクシーなどで行き、自宅取材が可能になる。
選手の奥さんからの年賀状であなたが来ると試合にずいぶん勝てるので遊びにきてというありがたい言葉もあるし、逆の場合もある。

 新聞は時間帯で記事内容が異なるのは、地方へ送るときには締切が早くなるためであり、これにはスクープは書けないのは、早く記事にすると他社に抜かれてあいまう危険性があるので、最終の版の首都圏版や駅売り版に載せる。
記者は無料でしかもよい席で野球見物ができると羨ましがられるが、一度でよいから一般席で生ビールを飲みながら見物してみたいそうです。
 原稿がうまい記者は取材量が少ない・原稿が下手な記者は1年もすれば平均点の文章になるが、取材には熱心である。この業界はやはり新聞なので、文章表現力よりも、現場取材で得たニュースが優先になるのでこの方がえらい評価を得ることになる。
先に記者は現場第一というが、最近PCの影響で、一切取材しないで選手のブログを総なめにしてまとめる記者も出てきているそうです。これが結構記事になるが、洞山さんとしてはついていけない。

 球団やアメリカンリーグの日本人選手専属の記者もいるが、1年で顔を覚えられ、2年目で普通の取材ができ、3年目で独自の記事が書けるが長くて 3年から5年であるが、3年間の専属が多い。
 巨人に行ったラミレスは球審の判定にほとんど異議を唱えないのは、本人の気性が穏やかな性格でもあるが、本人がいうには球審が判定をくつがえさないし、こちらの嫌な気分を切り返さないと、打撃に影響がでるからだとのこと。又帰化するらしく、巨人の外人枠が一人浮くことになる。あの巨人軍には試合にでられない選手の金額合計が20億円にもなるので、この金額が寝ていることになる。
社会部の記事ものるが、一般紙は似たような記事であるが、意外にも共同通信の記事を基礎に、独自の取材で立派な記事が書かれることも珍しくないという。エロイ記事は外注にだすそうです。

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