2008年3月16日日曜日

<面白い都市空間の発見①>


<面白い都市空間の発見①>
S:あの一帯はラスベガスをお手本につくったということを聞いたことがありますが。
H:いい意味で、あり得ないアミューズメントの組み合わせが実現していると思いますよ。場外馬券売り場が、あり、格闘技のメッカがあり、
球場があり、女性をターゲットにした天然温泉(2000円ですが優雅な雰囲気)があり、真ん中に穴があいている観覧車(どういうのでしょう?)、ホテルがありという組み合わせのアミューズメントは欧米にもないのでは、日本で唯一なら世界で唯一ということになります。ありとあらゆる人がそこで遊べる仕掛けを作っているのですよ。
ラスベガスがギャンブル中心の大人の街から、子供や女性も遊べるエンターテイメントをつけ加えてファミリータイプの街に変えていったプロセスと似ているといえば似ていますね。競馬のある日はお父さんが、温泉にはOLや若者がきて、阪神巨人戦(この人は大阪市の人)には、阪神ファンも来る、休日も平日もフルタイムで賑わっています。
東京ドームがある後楽園のことです。
FOREという雑誌で、大手不動産会社が作っている協会の季刊誌のNO32:集客とにぎわいの対談から
S:鈴木伸子:「東京人」副編集長

橋爪紳也橋爪 紳也(はしづめ しんや、1960年12月6日-)は、日本の建築史家。元大阪市立大学教授。建築史・都市文化論専攻。工学博士大阪大学、1990年)。大阪市中央区島之内生まれ。兄は美術史家の橋爪節也。社団法人現代風俗研究会会員。イベント学会副会長。

0 件のコメント: