2008年3月11日火曜日

コンセントの穴


昨日に続いてVEです。
コンセントの穴をマジマジと見た人って多いのでしょうか。
よく見ると、2つの穴の大きさが違うではありませんか。これは、きっと何か機能があるに違いない。私はそう思い調べました。
左側の長いほうが「コールド」で、右側の短いほうが「ホット」と呼ばれており《極性を示す》機能があります。「ホット」側から電圧がかかり、「コールド」側に電圧を逃がしています。そのため、「コールド」は「アース」あるいは「グランド」とも言われています。
オーディオに詳しい人は、この違いをご存知の方が多いようで、電源コードの極性とコンセントの極性に合わせれば音質がよくなるのだそうです。そのため、電源コードの方にも《極性を示す》機能として、片側だけに線がついています(線がある側をコールドに挿す)。
ところが問題なのは、電気工事の人がこの機能を知らないことです。結構、多いのだそうです。配線を逆に接続してしまうことで、《極性を示す》機能がまったく達成されなくなってしまいます。
結局、消費者は「検電ドライバー」という商品を買って、《極性を示す》機能を手に入れるしかないようです。 せっかくのコンセントの機能が活用されていない例です
白ヤギさんから:補足説明をいただきました。
白やぎさん:この穴の違いも知らなかったのです。たいしたオーディオをもっていなかった。 極性?、検電ドライバーの役割?、この穴が逆になったらどういう影響がでますか?
2008年03月12日 09:19
電気も音も波です。綺麗な音の波(いい音)を得るためには、元になる電気の波を綺麗にする必要が有ります。 一番簡単なのは、プラスからマイナスに流れが決まっている直流を使えばいいのですが、高電圧高電流の直流を得るために専用の整流器が必要になってしまいます。 結果、交流電気の製品しかないので、少しでも綺麗な交流を得るため極性を揃える事から始めます。つまり交流は1秒間に50回(50ヘルツ、東日本の場合)プラスマイナスの流れ(極性)が入れ替わるので、電柱のアース側と電気製品のアース側の流れを統一する必要が出てきます。 それを調べるのが検電ドライバーです。 もし途中に極性が反対の部分があれば電流が乱れ、汚い電気が来てしまいます。でも普通の電気製品は、極性が変わっても問題は有りませんし、テレビのように常時画面が変化しても人間の目には残像が有るので気がつきません。 でもオーディオの様に、最初にいかにいい音を出すか集中して聞き比べをすると、綺麗な電気とそうでない場合の違いが出てしまいます。そこでせめて極性を整える事になります。なにしろ、アンプからスピーカーまでのコードの長さでも音が変わりますから(もちろん線の材質差はかなりです) 同じバイオリンを弾いても、巧い人の綺麗な音で音楽を楽しみたいので す。

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