2008年5月6日火曜日

塔のへつり


たまたま那須と会津の延長線にある福島県のバスツアーに参加したら、聞いたことのある町だなあとおもっていたのですが、案の定西東京市と提携している友好都市でした。下郷町〔しもごうまち〕は、福島県南会津の東の端にあり、人口は約7,900人です。町の中央には渓谷美を誇る大川が流れ、南東部は那須山系の山々が連なる自然豊かな町です。周辺には、大川に国の指定天然記念物「塔のへつり」、江戸時代の宿場の面影を今もそのまま残した「大内宿」(各地の宿場町が再現されていますが、ここは観光ずれはしていないようでほのぼのしていました)等の見所もあります。このあたりは小さな丘や山が数え切れないほど幾重にもなっていて、雑木林や杉やヒノキや山桜で新緑の濃いも薄きも淡い桃色と、通過するのではなく、川のほとりを散策するにはもってこいの時節でした。「へつり」の字は上が山、」下は佛の字にのニンベンをとって合成した字になります。絶壁という意味だそうです。固いところ、柔らかいところが幾重にも重なった地層で柔らかい部分が削られています。全体の形は巨大な木の子に見えます。

http://www.town.shimogo.fukushima.jp/

塔のへつり
 交通  車では、東北自動車道を北へ約1時間50分の西那須野、塩原インターチェンジで降り、400号線、121号線を約1時間で田島町。さらに121号線を約10分で下郷町です。 JR線では、上野より会津若松まで3時間半。会津線に乗り換え、50分で湯野上温泉です。 東武線では、浅草より会津高原まで3時間20分。さらに会津線で50分です。 

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