2008年5月22日木曜日

ささえあい②


西東京市の場合は19.3万人の人口で65歳以上は37808人、男16063人、女性は21765人高齢化率は19.5%で全国的にみてもそれほど高くない。
「みまもり」は見張られているのはいやという印象があるようなので、「ささえあい」という用語を使うことにした。
民生委員が足りない:欠員が20%もあるが補充のめどはなり手不足で見込めない。その穴埋めを協力員が担うのか→そうではないとの市の反論もあったが迫力
がない。

<以前からの活動>
日中独居の人をなるべく外に誘い出す。
食事会・ミニディは年2回→毎月1回→毎月4回:この回数でないと見守りできない(これに欠席がちの場合は要注意)
見守る方も毎週水曜日とか制約される。
月1回玄関先訪問をしていたので見守り隊もスムーズに行うことができた。
<ささえあい;75歳以上高齢者の不安は>→都の提案事業に応募を勧められる・2008・2月モデル事業スタート
現在全市に見守り隊を作るための講座の受講を募集中。高齢者支援課
●息子世帯と同居しているが日中独居になってしまう。
●以前契約被害にあってしまい、引きこもりになってしまった。
●独居の友人が家で倒れてしまい、発見がおくれてしまい、亡くなってから発見された。自分でも独居が不安。
<ささえあいの失敗>
■ささえあいの相談協力員は14名もの参加者が得られた。
■みまもり希望者は4名(この地区の世帯数や人口?)
▲ささえあい[守られるほうではなく、守るほう]は一人では大変なので2~3人位が適当、しかし最初は多すぎて、守られる希望者側からは
 それほど多いのはうっとうしいところがあって4名が3名に減った。
Sさん:協力員3名が見守りは順番にまわっている。訪問は固定したメンバー1人で訪問
Oさん:協力員は3名、週に2回の見守り1名が週の前半、もう一人が週の後半の各1日づつ行う。訪問は1月毎の交替
Mさん:協力員は4名、男性2名、女性2名の各グループの1名が一週間毎の見守りを交替する。訪問は女性2名が担当。
▲書類の不備、訪問日を忘れてしまい利用者に迷惑をかけた[当日利用者は来訪をひたすら待っていた]
▲訪問日の前日風邪をひいてしまった。
▲外からの見守りのときにポスト内の郵便物を届けてしまった。
<ささえあいのプラス面>
◎そとからの見守り時にポストに入れる報告書のメモ欄に一言そえるようにしたら嬉しいとこコメントがあった。
◎救急車などの動きが見守り隊にはいり、要見守り対象者とわかり、包括支援に報告してフォローしてもらっている。
約2ケ月で相互の信頼感が得られた。見守り対象者が血圧の薬飲み忘れもあり眩暈があった。フォロー方法の検討も必要か。
訪問協力員の懇話会を開催し適宜包括支援センターと随時相談している。
<利用者の声>
大変助かっています。20年も住んでいて朝の挨拶もなかったし、これをきっかけで近づきの縁ができて大変良かった。
前は23区の下町に住んでいた男性だった。病気で老・老介護で不安だった。見守り隊のグループ内や懇談会内の親密度が大変深くなった。
近所の支えあいのお手本は京都御所隣接の春日地区(元来地元の出身者多いかんじ)。4人に一人が65歳以上。
消防団や婦人会が1月1回行事を実施してシニアを引き出す。
実態調査を綿密に行う。そのあとに対策実施。みんなの集まる場所の設定[廃校になった小学校=集まって楽しむオリ紙やオシャベリ風景、高校生は手作りの人形持参と柿もぎ]、必要なシニア情報を届ける、健康チェック。
① 元気な人:②外出苦手・虚弱な人:③支えが必要な人に分類したところ①が85%なので③は介護保険中心で見守れば良い。よって②にひとを①で支えていけばよいという合意形成ができた。これにいってもろもろ実行している由。

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