2008年5月10日土曜日

再生陶土


御孫さんに「おじいちゃんのお仕事は?」ときくとから「ゴミ爺さん」と呼ばれている I さんはゴミ問題に取り組んでいる人です。お仲間の多摩地市のEさんが多摩市で取組み始めたきっかけは、青梅市がゴミを受け入れていたのですが、最近話題になっているもう受け入れる場所が無くなってきていたということです。
それでこのゴミをなんとかしなければというのが始まりだそうです。汚いのは自分のところは嫌、しかし持ち込まれるところも嫌ですから、結局は自分のところでどうにかするしかないのだそうです。そうした意味ではプラスチックは、コストはさておき再生できるが、たまる一方の不要陶器はどうしたらよいかの相談があって、ゴミ問題は全国共通の関心事ですから、情報はつながっていて、瀬戸物に詳しい愛知県の多治見市の人に相談した。そうしたら粉にして再度粘土にできるということになったそうです。各地で陶器の問題は関心があって全国で不要な陶器を集めて再生陶土にするという組織ができました。そのIさんから芝久保公民館で陶芸のサークル11もあるので、その再生粘土を利用してほしいということで相談があって協力することなった。まず手始めに再生陶土を購入することななりました。この土は再生陶土でありながら使い勝手がよいそうです。不要陶器を集めるには相当な手間暇がかかりそうです。文化祭などで呼びかけようという段取りのようです。
これに協力することになってよいことは、窯を構えているところに紹介していただけることになりそうです。Iさんの妹の旦那さんが、滋賀県の琵琶湖の東部地区で信楽焼をやっているそうですし、茨城県の益子焼にも紹介できるよということで、勉強の場が広まりそうです。

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