2008年5月21日水曜日

ささえあい①


高齢者をささえあいしましょうという市民の組織が始動します。まず実態はどうかからの説明だった。


●高齢者を支えることは、それにとどまらず、地域を変える力がある
市・社福・包括・市民の協働である。
秋田では飛び込みセールで80歳代の女性[多少認知症気味]が新車をかった。こういう場合の飛び込みセールス禁止条例を作った市があったが
このような条例が欲しいという新聞投書があった。そういう人は孤独ではなく、孤立である。
全国の65歳の人は平成12年と17年を比べると27%の増加の386万人?増えている。男性は9.7%、女性は19.0%である。
65歳以上の16.5%が要介護である。
日本や韓国では近所に頼れる人や友人がいない。他人に迷惑をかけたくないという意識からくるのだろうか。独・仏・米の場合は両方いる。
千葉市の大宮団地(老齢化率40%)でのアンケート
買い物を近所の人にたのんでいますか?→依頼していないが84%
手助けが必要ですか→必要ない54%
これが80歳以上になると、手助けしてほしい①買い物②公共機関の手続き③女性のニーズが多い[女性人口が多いから?]④大工・庭仕事⑤病院の付添
① 安否確認は12.8%
60歳以上でどういう援助ができますか:話し相手は出来る:しかし希望者は少ない。希望者は家の中で倒れたらどうしようという不安は約80%、しかし機械による
見守りは物足りない。自然の付き合いのなかから頼れるシステムを作る必要がるのです。
松戸常盤平団地も古い大きな団地:孤独死が頻発。孤独死110番を設置。民生委員等が見守りのため、カーテンが開いていいるか,電灯はついているか、新聞受け・郵便受け・電灯のつけ過ぎをチェックしている。孤独死は年令の高い層に限らない、50歳代でもある。
ガバメント(統治する)→ガバナース(自分らの知恵で自治)が世のながれ。
デンマーク:高齢者委員会は無償ボランティアで委員は選挙でえらび高齢者問題を自分らで審議、議会に提出する。
イギリス:自治精神旺盛、1ケ所[規模不明・貧困地区・少女妊娠が多いところなど]に10年で100億投入、自分らで計画立案実行せよ。
     

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