2008年1月4日金曜日

骨髄移植など


12/15NHK3chpm11:30科学最前線
みなさんもご覧になった方もいることと思います。IPS細胞は万能再生細胞で世界で初作成したのは京大の山中伸弥教授です。文部科学省も5年で100億円投入すると総合科学技術会議で決めた。これは大いに期待したい事柄でした。

次は骨髄移植の偉大な効果です。
東京医科歯科大学消化器内科岡本隆一准教授:男性から骨髄移植を受けた女性の小腸に男性の染色体yが見つかったが、これは腸を直すために応援に駆けつけ(腸に変身して修復するために)働いている。
日本の場合は脳、ドイツの場合は心臓への臨床試験が行われている。
日本医科大学の片山泰明教授の評価は、再生医療のIPS細胞はなんにでも再生できる。この場合は拒絶反応がないが遺伝子操作を行うので危険性の確認を要するとのこと。ES細胞は受精卵なので倫理的問題を解決する必要あり。
ドイツのフランクフルトでフォルクさんがサッカーの途中に心筋梗塞で血管がつまって其の先に血液がながれていないので心筋細胞が死んであるいは堅くなったので血管を広げるために、本人の骨髄幹細胞を採取して注入、治療4月後弱っていた部分の血管付近に新たな血管経路ができて1年後にはアルプス登山ができる身体に戻った。フォルクさんだけでなく、重症の患者でも従来の3倍の能力アップにつながっている。眠っているのを再生させるのである。
札幌医科大脳神経外科の先駆的に治療としては本望修医師は3人の患者のうちの臨床試験の一人で説明すれば、患者名登り口さんへ2/4左手の指・腕が麻痺した。脳梗塞によるもので発症後直線に歩けない、左手が前に出せないなどの障害があった。脳に1度傷がついたら元に戻れないと考えられていたのが、骨髄盤から骨髄を採取し、幹細胞を1万倍に増殖して1月後に投与したが、唯の一回だけであるが、治療5時間後に一部脳細胞の修復がみえて翌日には指が動くようになり、2週間後には腕が、3週間後にはまっすぐ歩くことができた。脳の血流がよくなっている。
北海道大学では傷をうけたところの細胞がSOSの信号をだしているので、そこに骨髄液から指令をうけた治療細胞が応援に駆け付けるようだ。骨髄注射は治療部位の近いところにすると早くなるなどの確認等、まだ研究改善の余地があるものの将来性に期待がもてる治療だそうです。

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